1: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 22:54:50.74 ID:E8ts5IVh0
ことり「じゃじゃーん。お馴染み手錠です」

絵里「ああ、この前何とかやってやっととれたやつね」

ことり「結局鍵で何とか開けたんだよね」

絵里「あれは大変だったわね……」

ことり「絵里ちゃん、手出して」

絵里「いいけど……」

ことり「ロック」

絵里「ええっ!?」


《前スレ ことり「絵里ちゃん見て見て手錠だよ」》
《→http://ssflash.net/archives/1857597.html

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407246880







2: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 22:59:04.94 ID:E8ts5IVh0
絵里「ちょ、ちょっとことり!?」

ことり「で、もう片方を私の手に付けます」

絵里「ええっ!?」

ことり「へっへっへ……絵里ちゃんが最近構ってくれなかったからお仕置きです」

絵里「……だからこうして私の家に来たんじゃないの?」

ことり「だって絵里ちゃんヘタレだから近づいてくれないもん」

絵里「ぐっ……」

ことり「ほら、こうして絵里ちゃんの右手と私の左手がつながってたら……こうして手を繋げちゃいます」

絵里「……前よりはマシね」

ことり「じゃあお買い物行こっ」

絵里「前よりハード!」




3: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:01:53.08 ID:E8ts5IVh0
ことり「今日は恋人が泊りに来たんだよ?」

絵里「そ、それはそうだけど……」

ことり「この前はマカロン止まりだったけど、今回こそあーんってやるの」

絵里「え、別に……あ。それが目的で私の右手につけたわけね」

ことり「正解です」

絵里「まあマカロンよりはいいか……」

ことり「えへへ」

絵里「でも料理は作れないわね」

ことり「……本当だ」




4: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:04:03.82 ID:E8ts5IVh0
絵里「まあそんなに落ち込まないで。ちょうどレトルトカレーが余ってたところだから」

ことり「でも、絵里ちゃんと一緒にお買い物行きたいなぁ」

絵里「えー……」

ことり「お願いっ」

絵里「……でもお菓子はあんまりないのよね」

ことり「よーし、じゃあ決定! 絵里ちゃん行こっ!」

絵里「ことり。ちょっと待って」

ことり「え?」

絵里「……お手洗いに行きたいんだけど」

ことり「……チャンス」

絵里「チャンスじゃない!」




5: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:07:06.32 ID:E8ts5IVh0



絵里「はぁ……ギリギリ外に出られる長さでよかったわね」

ことり「遺憾の意でございます」

絵里「はいはい……でもどうするの、これ。このままじゃ外、出歩けないわよ?」

ことり「絵里ちゃん、ことりは今日、大きなポケットのついた服を着てきました。それは何故でしょう」

絵里「なんで?」

ことり「ここにこうして……ほら、手を入れることで、隠したまま手を繋げちゃうのです」

絵里「おー、便利ね」

ことり「ふふっ、じゃあ行くよっ」

絵里「……ん? なんか騙されてる気がするような」




6: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:09:47.37 ID:E8ts5IVh0
ことり「ふんふふふーん♪」

絵里「ことり、ずいぶんご機嫌ね」

ことり「最近絵里ちゃんとはご無沙汰だったからね」

絵里「そうね。生徒会の仕事忙しかったし」

ことり「だから一緒にも帰れなかったし、ゆっくりおしゃべりもできなかった……」

絵里「ごめんね」

ことり「それはいいんだよぉ」

絵里「え、いいの?」

ことり「うん。今はこうして絵里ちゃんと一緒にお買い物に行けるわけだし」

絵里「手が外に出たら大変だけどね」

ことり「スリル満点っ!」

絵里「うれしくなーい」




7: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:12:08.77 ID:E8ts5IVh0
絵里「あ、そうだ。今日はお菓子買いに来たのよね……ことりは何が好き?」

ことり「絵里ちゃん!」

絵里「ありがとう。ことりはお菓子で何が好き?」

ことり「絵里ちゃん!」

絵里「ことり。私はお菓子じゃないわ」

ことり「だって絵里ちゃん、甘いもん」

絵里「えっ」

ことり「ことりに」

絵里「ああ」




8: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:16:32.19 ID:E8ts5IVh0
ことり「絵里ちゃんはチョコ好きでしょ?」

絵里「そうね。おいしいし」

ことり「……私とチョコ、どっちが好き?」

絵里「ことり」

ことり「ありがとっ」

絵里「……でもやっぱりチョコも食べたい」

ことり「ふふ、絵里ちゃんらしいね」




9: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:21:26.09 ID:E8ts5IVh0
絵里「結局チョコばっかり買っちゃったわね」

ことり「でも3つくらいでしょ?」

絵里「でも、こんなに食べないから買いすぎたかなぁって」

ことり「2人で食べればすぐなくなるよっ」

絵里「ああ、そっか。今日は2人だものね」

ことり「それにしても絵里ちゃん、お財布出そうとして右手出しかけたでしょ」

絵里「そうね。あれは危なかったわ」

ことり「もー、ダメだよ?」

絵里「もとはと言えばことりのせいでもあるのよー」

ことり「絵里ちゃん、手錠なくても手、繋いでくれた?」

絵里「……ごめんなさい」




10: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:23:52.61 ID:E8ts5IVh0



絵里「ただいまー」

ことり「おかえりなさい」

絵里「……ことり、絶対おかえりなさいって言うのなんで?」

ことり「えり、って入ってるから」

絵里「……なるほど。おかえりことり」

ことり「ただいまーっ」

絵里「うん、なんか満足」

ことり「よかったぁ」




11: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/05(火) 23:35:54.71 ID:E8ts5IVh0
絵里「ことりって変なところでルール決めるのね」

ことり「変かなぁ?」

絵里「そうよ。さっきみたいに絶対に先におかえりなさいって言うみたいに」

ことり「私の中では普通だよぉ」

絵里「そうなの?」

ことり「絵里ちゃんはそう言う決まりないの?」

絵里「……あ、1つある」

ことり「なになに?」

絵里「ことりが来る日はことりに甘える」

ことり「……えっ」

絵里「あ、あはは……ごめん。なかったことにして」

ことり「こ、これで甘えてるの……?」

絵里「えっ」




16: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 21:58:42.67 ID:mFlMGG3F0
ことり「絵里ちゃんはもっと自由にしていいんだよ?」

絵里「そうかしら? 結構フリーダムなつもりなんだけど」

ことり「絵里ちゃんは遠慮しすぎなの」

絵里「そう?」

ことり「ほら、全力で私に甘えて見てよぉ」

絵里「よしよし」

ことり「……私の頭を撫でるのって、絵里ちゃんの中では甘えてるの?」

絵里「うん」

ことり「絵里ちゃんの方が変です!」

絵里「ええー? 普通なんだけどなぁ」




17: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:02:58.09 ID:mFlMGG3F0
ことり「甘えるって言ったらこんな風に……ね?」

絵里「なるほど、抱き着けばいいのね」

ことり「絵里ちゃん、それ口で言えても自分からはできないよね」

絵里「……うん」

ことり「やっぱり」

絵里「あはは、やっぱりなんだか恥ずかしくて」

ことり「ここ最近はご無沙汰してたんだから、絵里ちゃんは私を甘やかすと思って抱き着いてね」

絵里「今まで忙しくても普通に生徒会室に来てたのに、最近会いに来なかったのって……私にそれをやらせるため?」

ことり「そうだよっ、絵里ちゃんが自発的にそんなことしてくれる機会はないからね」

絵里「そっか……ありがと」

ことり「計算高いことりは嫌いですか?」

絵里「ううん、大好きよ」

ことり「えへへ」




18: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:05:17.90 ID:mFlMGG3F0
絵里「私は自分からそんな風に……好き、とか言えないのよね」

ことり「恥ずかしがり屋さんでヘタレだからね」

絵里「うっ……まあ事実だけど」

ことり「うんうん」

絵里「だからこうして、そういう雰囲気を作ってくれることりがいるとすごく……何と言うか、楽に感じるのよ」

ことり「それはうれしいなぁ」

絵里「だから……好きよ、ことり」

ことり「ちゅー……」

絵里「ま、待って。カレー作らないと」

ことり「ぐぬぬ……どういう雰囲気にしてもキスはしてくれない」




19: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:08:15.21 ID:mFlMGG3F0



ことり「絵里ちゃん、あーん」

絵里「あー……んっ、うん。おいしい」

ことり「そうだね。レトルトでも結構おいしいんだね」

絵里「うん。おいしいって評判になってたやつだから買っててよかった」

ことり「でも今度は、絵里ちゃんの作ったカレーも食べたいなぁ」

絵里「ええ、また今度ね」

ことり「うんっ」

絵里「……そういえば、このカレー、ことりと一緒の時に買った?」

ことり「そうだよ」




20: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:12:19.14 ID:mFlMGG3F0
絵里「なるほどね」

ことり「あ、わかってくれた?」

絵里「ええ。ふふ、ことりの作戦って意外と単純なのね」

ことり「本当にそうかな?」

絵里「え? だって、ことりはこのおいしいカレーを私と食べるために今日遊びに来たんじゃないの?」

ことり「ざんねーん。40点です」

絵里「あれ?」




21: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:16:27.34 ID:mFlMGG3F0
ことり「正解は、絵里ちゃんとご飯を食べて……次にカレーを作ってもらうためです!」

絵里「次に繋ぐわけね……でも言ってくれればよかったのに」

ことり「絵里ちゃん、次にまた遊びに来て、って言える?」

絵里「……い、言える!」

ことり「でも絵里ちゃん、無理しちゃうでしょ?」

絵里「そ、それはそうかもしれないけど……」

ことり「こういうのは私が言うから、任せてくれればいいんだよぉ」

絵里「助かります……」

ことり「えへへ、じゃあ食べよっ」




22: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:20:04.07 ID:mFlMGG3F0



絵里「ことり、お風呂に入る?」

ことり「喜んで!」

絵里「違うわよ、一緒にじゃないってば」

ことり「えー」

絵里「ダメよ。ことりはここで待ってて。沸かすだけだから」

ことり「ふっふっふ、でも手錠がここに」

絵里「鍵、持ってるんでしょ?」

ことり「あ、バレちゃった?」

絵里「ええ、ことりだもの」

ことり「そっかぁ……じゃあどこに持ってるでしょうか?」




23: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:22:45.31 ID:mFlMGG3F0
絵里「うーん……どこだろう」

ことり「さっき、絵里ちゃんが食器をさげてる時に、位置を入れ替えました」

絵里「あー、後ろでもぞもぞしてると思ったらそういうことだったのね」

ことり「さあ、どこでしょう」

絵里「どこかしら……あれ? ことり、服のボタンかけ違えて……」

ことり「うふふ」

絵里「ま、まさか……」

ことり「そのまさかです」




24: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:25:33.91 ID:mFlMGG3F0
絵里「……服、脱いでみてください」

ことり「なんで敬語なの?」

絵里「お、お願いします……」

ことり「絵里ちゃん大胆だね」

絵里「だ、だってことり……それ、む、胸とかに隠してるんでしょ?」

ことり「絵里ちゃん顔真っ赤だよ」

絵里「そりゃそうでしょ!」

ことり「はい、脱ぎました」

絵里「ううぅ……あれ? ない……」




25: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:28:11.69 ID:mFlMGG3F0
ことり「正解は右手の中でしたっ!」

絵里「え、じゃあそのボタンは……」

ことり「絵里ちゃんに恥ずかしがってもらうためです」

絵里「こ、ことりぃ……」

ことり「ふふ、絵里ちゃん可愛かったよぉ」

絵里「むむむ」

ことり「明日の朝までは外しておくね」

絵里「朝になったらはめるんだ」

ことり「それは絵里ちゃん次第だよっ」




26: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:34:47.26 ID:mFlMGG3F0


絵里「……お風呂あったかい」

絵里「はぁ……ことりに気を遣わせてばっかりはダメよね」

絵里「お風呂を先に譲るくらいしかできなかったし……」

絵里「……」

ことり「絵里ちゃん、ドライヤーここに置いとくね」

絵里「あ、うん」

ことり「先に絵里ちゃんの部屋で待ってるね」

絵里「うん」

ことり「入っていい?」

絵里「ダメ」

ことり「むー」




27: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:36:19.36 ID:mFlMGG3F0
絵里「何かできることはないかしら……」

絵里「……」

絵里「…………」

絵里「………………」





絵里「……のぼせた」




28: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:38:43.36 ID:mFlMGG3F0



絵里「ただいま……」

ことり「きゃー! 絵里ちゃんのえっち!」

絵里「あら、まだ着替えてたのね」

ことり「え、絵里ちゃんの反応らしくない……?」

絵里「え? そう?」

ことり「だって絵里ちゃんなら、瞬時に飛びのいて平謝りしてるところだよ?」

絵里「……そっか、そんな風に見えるのね」

ことり「?」




29: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:41:28.42 ID:mFlMGG3F0
ことり「今日は絵里ちゃんと一緒にベッドで寝ちゃおうかなぁ」

絵里「いいわよ」

ことり「いいんだ」

絵里「うん」

ことり「絵里ちゃんどうしたの? 顔が赤い……のはいつものことだけど」

絵里「ちょっとのぼせちゃって」

ことり「ああ、確かに長かったね。絵里ちゃんって長風呂派なんだなぁって思ってたけど違うんだ」

絵里「……今日はもう寝ましょうか」

ことり「うん、じゃあ隣に……」

絵里「わ」

ことり「えっ、きゃあっ!」




30: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:43:37.37 ID:mFlMGG3F0
絵里「いてて……ごめんなさい。何にもないところでつまずいちゃった……」

ことり「……」

絵里「ベッドに押し倒すみたいな形になっちゃったわね」

ことり「……」

絵里「ことり?」

ことり「え、な、何?」

絵里「どうしたの?」

ことり「ど、どうもしてないよっ!」




31: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:46:03.42 ID:mFlMGG3F0
絵里「そう? ちょっと静かになったけど」

ことり「それは……その……」

絵里「どうしたの?」

ことり「だ、大丈夫だよっ」

絵里「そうは見えないけど……」

ことり「ううん、大丈夫だから」

絵里「んー?」

ことり「え、絵里ちゃん近いよぉ……」




32: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:49:02.77 ID:mFlMGG3F0
絵里「……もしかしてことり」

ことり「な、何?」

絵里「ことりって、押しに弱い?」

ことり「……」

絵里「?」

ことり「だって……絵里ちゃん急に近づいてくるもん」

絵里「そっか……」

ことり「あれ? 絵里ちゃん、どうしたの? 急に離れて行って……」

絵里「意識がはっきりしてきた……何してるんだろう私……ごめんなさい」

ことり「……肝心なところでこうなんだね、あはは……絵里ちゃんらしい」




33: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:51:56.08 ID:mFlMGG3F0
絵里「ごめん……」

ことり「いいよ。ちょっとびっくりしただけだから」

絵里「いや、私、ことりに気を遣わせてばかりだなって」

ことり「そんなことないよ、絵里ちゃん」

絵里「……本当?」

ことり「本当だよ。私は気を遣ってなんかないもん」

絵里「でも」

ことり「絵里ちゃんと一緒にいたいために、私がわがままを言ってるだけだから、ね?」

絵里「……ありがとう」

ことり「ふふ、お礼を言われるようなことしてないよっ」




34: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:54:22.39 ID:mFlMGG3F0
絵里「……甘えて、いい?」

ことり「いいよ。大歓迎しちゃう」

絵里「うん」

ことり「絵里ちゃん、眠い?」

絵里「うん……」

ことり「じゃあ寝よっか」

絵里「……うん」

ことり「手錠はもう、いらないよね?」

絵里「……」

ことり「そこは返事してほしかったなぁ……」




35: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:56:04.67 ID:mFlMGG3F0
絵里「じゃあ、甘える」

ことり「私はどうすればいいかな?」

絵里「手を繋いでてほしいの……好きだから」

ことり「もちろんいいよ。私も絵里ちゃんが好きだから」

絵里「うん、おやすみ……」

ことり「おやすみ」









36: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 22:57:39.76 ID:mFlMGG3F0


絵里「!?」

絵里「い、今の……えっ!?」

絵里「こ、ことり! ……あれ? いない……」

ことり「おはよう絵里ちゃん。起きた?」

絵里「……何でエプロンしてるの?」

ことり「ふふ、朝ごはん作っておいたからねっ」

絵里「ありがとう……じゃなくて!」

ことり「?」




37: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:00:02.88 ID:mFlMGG3F0
絵里「昨日ことりに、無理やり……その……」

ことり「無理やり?」

絵里「そう、無理やり……き、キスを……」

ことり「……絵里ちゃん」

絵里「ご、ごめんなさい! 私、のぼせてて……!」

ことり「絵里ちゃん、それ、夢じゃない?」

絵里「…………へ?」

ことり「絵里ちゃんがたとえのぼせてたとしても、絶対にそんなことはできないでしょ?」

絵里「……ほんとだ」




38: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:03:27.75 ID:mFlMGG3F0
ことり「ふふ、じゃあ起きて。ご飯できてるから」

絵里「う、うん……」

ことり「……それが正夢になればいいのにね」

絵里「え? 何?」

ことり「ううん、なんでもない」

絵里「そっか」

ことり「絵里ちゃん、大好きだよっ」

絵里「私もことりのこと、大好きよ」




39: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:04:03.77 ID:mFlMGG3F0
ことり「じゃあキスして」

絵里「そっ、それは……」

ことり「でも絵里ちゃん、のぼせたら結構積極的になったよね」

絵里「え、あ、そ、そうね」

ことり「そんなに顔真っ赤にしなくても」

絵里「思い出しちゃって……」




42: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:09:39.55 ID:mFlMGG3F0
ことり「じゃあ酔えばもっと……」

絵里「え?」

ことり「絵里ちゃん、早く20歳になってね」

絵里「え、うん。善処するわ」

ことり「それまでは絵里ちゃん、ヘタレのままでいてね」

絵里「……?」

ことり「私は今のままの絵里ちゃんが大好きだから……無理に変わろうとしなくてもいいよっ」

絵里「ありがとう……?」




43: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:10:26.91 ID:mFlMGG3F0
ことり「はい、じゃあこの話はおしまい。ご飯食べよっ」

絵里「うん、朝ごはんは何かしら」

ことり「トーストとスープとサラダです」

絵里「わぁ、おいしそうね」

ことり「トーストにはバターがいい? それともジャム?」

絵里「今日はジャムがいい」

ことり「わかったよ、出しておくね」

絵里「ありがと」




44: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:12:28.80 ID:mFlMGG3F0
絵里「……こうしてると新婚さんみたいね」

ことり「!」

絵里「おはようのキス、なんて……」

ことり「……」

絵里「……ことり? どうしたの?」

ことり「で、できないくせに!」

絵里「……なるほどね」




45: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:14:18.04 ID:mFlMGG3F0
絵里「思い出しちゃうんだ。昨日のこと」

ことり「ち、違うよ!」

絵里「これはいいことを覚えたわ……ふふ」

ことり「うぅ……絵里ちゃんのいじわる」

絵里「……でもこれは当分封印します」

ことり「え?」

絵里「私も思い出して十分恥ずかしいもの……」

ことり「そこは強気でいてほしかったなぁ……」






        おわり




46: ◆eyH5F3DPSk 2014/08/07(木) 23:17:07.74 ID:mFlMGG3F0

途中間開けてすまん
絵里ちゃんはヘタレが似合うよね




引用元: ことり「絵里ちゃん見て見てまた手錠だよ」





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